松井秀喜インタビュー 「サンデースポーツ」

松井秀喜インタビュー 「サンデースポーツ」 2006/10/1放送になります。松井選手の独白形式、映像とナレーションを交えながら進行。



松井「4ヶ月全く野球のない生活からまたそういう(野球のある)日々に戻って、非常に、えー、こんなに嬉しいものだったんだなと改めてね、気づきましたし、毎日が楽しいですよね。やっぱり野球ができるということがね」

 

-(ナレーション)ヤンキースタジアムに帰ってきた松井。待っていたのは温かい声援でした。-

 

松井「ああいう風に打席で迎えられるのはもちろん初めてなんですけど、ま、非常にその……お客さんのみなさんのそういう気持ちに僕自身も心打たれましたし、非常に嬉しい瞬間でしたし、感謝の気持ちでいっぱいでしたよね」

 

-(ナレーション)4ヶ月ぶりに復帰したこの日は4安打。その後も着実にヒットを重ねます。復帰後は17試合でホームラン3本、4割を超える打率です。その中で手ごたえをつかんだという打席がありました。復帰後3本目のホームラン。粘った末の一打でした。-

 

松井「基本的に、打つボール見送るボールね、見極めがしっかりできるということがまず一番大切ですし。で、その打つべきボールに対して自分のタイミングでいいスイングをするというのが大切ですね」

 

-(ナレーション)この打席、徹底した外角攻めにあいますが、バットを出してしのぎます。インコースの厳しい球も見極めました。そして14球目-

 

松井「最後は本当に甘いチェンジアップが入ってきたんですけど。ま、よくファールしている間にタイミングがあってくるということがよく言われるんですけど、本当にあれに関してはまさしくその通りですよね。
僕自身のバッティングの状態を、計るのに非常にあの……状態としていいというものをね、確認できる打席だったと思います。
僕にとってはね、やはりホームランを打ってベース一周するっていうのはね、何とも言えない最高の一瞬であることは間違いないですね」

 

 

その後、プレーオフの特集が流れ、ヤンキースと対戦が予想されるツインズ、サンタナ投手の攻略について松井選手に話を聞いています。(実際にはヤンキース地区シリーズの対戦相手はタイガースです)

 

 

松井「メジャーを代表する投手ですし、素晴らしいですけど、僕自身はどちらかというといいイメージがある投手なんですよね。何とかまあ対応できる投手だと思ってるんで」

 

-(ナレーション)松井はこれまでの4年間、サンタナに対して23打数10安打、打率が4割を超えています。-

 

松井「ま、ストレート、ですよね。それを甘く入ってきた時にしっかり打てるかどうか。それが一番大きな鍵になると思います」

 

-(ナレーション)まもなく迎えるプレーオフ。胸の内には期するものがあります。地区シリーズで敗退した去年は最後のバッターになってしまいました。5試合で打ったヒットはわずかに4本。納得がいかないままワールドチャンピオンのチャンスを逃しました。-

 

松井「ああいう悔しさというのは本当にずっと忘れないものですし、そういうものがね、また次のエネルギーになりますし。今年は、えー、少しでも、1試合でも多くやって、最後にいい形で終わりたいですね。ワールドシリーズでプレイして、で、えー、チャンピオンになりたいですね」



※なるべく松井選手の言葉そのままを載せるように心がけましたが、文章にするにあたり、内容をわかりやすくするため、一部発言を修正している場合もあります。ご了承下さい。

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